革、足りてる?革ジャン・旅行が大好き革ジャントラベラーのJASCON@jackjas41です*
今回はとある一冊の絵本に出逢いました*
何気なく気になってページをめくっていたのですが読み終える前から大の大人が大粒の涙が目から止まらず、涙で顔をぐしゃぐしゃにしていました。
そんな今、子育て中で子育てに悩んでいたり子育てが辛い・疲れてしまったと感じている人に是非とも読んで頂きたいと思えた一冊の絵本をご紹介させていただきます*
「あんなに…」って思っていたことがいつの間にか…
今回、ご紹介させて頂く絵本がコチラ*
↓
〇あんなにあんなに
作:ヨシタケシンスケ
是非読んで頂きたいので多くは語れませんが、子育て中のあるあるや子育ての一場面を非常に見事に切りとられていました。
絵本なので言葉や文章は少ないのですが、絵から実際の子育て中・子どもとの関わりを容易に想像できグッと一気に感情移入させられてしまうような内容になっていました*
ヨシタケシンスケさんってこんな人
以下【ウィキペディア】より抜粋。
ヨシタケ シンスケ(吉竹 伸介、1973年 – )は、日本のイラストレーター、絵本作家。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。イラストレーターとして児童書の挿絵、装画、広告美術など多岐にわたる分野で活動しているほか、日常のひとこまをコミカルに切り取ったスケッチ集『しかもフタが無い』『そのうちプラン』などの著書を著している。
茅ヶ崎市立浜須賀小学校、茅ヶ崎市立浜須賀中学校、神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校、筑波大学芸術専門学群卒業。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修士課程修了。
「経歴」
1998年に大学の仲間たちとともに共同アトリエ「スタジオビッグアート」を結成。2007年に「パンタグラフ」と改称し、立体造形を得意とするクリエイティブユニットとして幅広い分野で活動する。
活動拠点は横浜市神奈川区に置く。2013年、初のオリジナル絵本作品『りんごかもしれない』を刊行。「りんご」をめぐる様々なアイディアが展開する、筋立てのない絵本で、以後『ぼくのニセモノをつくるには』『このあとどうしちゃおう』と続くこのシリーズは「発想絵本」と呼ばれている。『りんごかもしれない』はMOE絵本屋さん大賞第1位を獲得、第61回産経児童出版文化賞美術賞を受賞。『ぼくのニセモノをつくるには』は第2回長野県本屋大賞CONTEMPORARY部門を受賞。
2015年には「発想絵本」を中心とした創作活動に対して第8回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞が贈られている。また同年出版の絵本『もうぬげない』はツイッターなどのSNSで話題となった、同書で2016年、第26回けんぶち絵本の里大賞を受賞。『おしっこちょっぴりもれたろう』で第29回けんぶち絵本の里大賞を受賞。2児の父。
2022年6月時点で、出版した絵本の累計発行部数は約600万部に達し、10か国以上での翻訳出版もされている。
イラストレーター・絵本作家として日本国内のみならず海外でもとても人気のある方だったんですね*
失礼ながら自分、この絵本に出逢うまで全く存じませんでした…(-_-;)
2児の父でもあることから普段の子育ての中であった出来事なんかを題材にしていらっしゃるんだと思います。
作品の中で個人的にツボったポイント
〇子育てあるあるが本当にあるあるすぎて共感の嵐でしかない!
読んでいるとまさに我が家のことじゃないか!って叫ばずにはいられないくらい我が家の日常の、子育ての「あるある」がとても丁寧に切り取られていました。
あまりにも普段、体感しているコトすぎていつのまにか感情移入させられているし改めて自分の子どもとの時間を振り返る良いキッカケになりました*
〇「あんなに」って思うことはこれからずっとあることじゃない
子育てって本当に「あんなに」の繰り返し。
子どもって言っても聞かないし、子どもだから聞かない。逆に親の話を聞かないくらいが健全な子どもだと思う。
小さい頃から親の言うことを黙って聞いて、それに反論することもなく従うような子どもだったら人間らしくなくて怖い。。。
真面目すぎるのも将来が怖いと思ってしまう自分。
だから言うことを聞かないのなんて日常茶飯事なワケで。。。
「子どものために」と良かれと思ってやったこともあっけなく裏切られる。
まだまだ小さいなー。いつまでも子どもだなーなんて思っていたのに
そんな日常はいつの間にか日常でなくなる。
絵本だからパラパラめくりやすいし読みやすいんだけど、読んでる最中は脳の中でいろんな子どもとの記憶だったり想い・考えがバァーーーッ!ってドバドバ溢れ出してくる感じ。
語彙力無くてすみません。だけど読むことで言葉に出来ないほどの心の奥にある抱えていた想いがスぅーッと解放されていく感じがします。
〇描写が似すぎて他人事とは思えない
上に書いたコトとほとんど同じですが。
個人的にこの絵本に登場する「ボクくん」と我が家のチビが似すぎていてこれまでの子育てが走馬灯のように一気に思い出されてしまって他人事だとは思えなかったんです。
こんなこともあったよなー
あんなこともあったよなー
あの時どうしてやれただろう
あの時こうしてやった方が良かったのかなー
寂しい想いをさせていたんじゃないだろうか。。。
親の気持ちを知る由もなく。子どもはひとりでも勝手に育っていくけれど。
読書後の感想
大人になってほとんど泣くことが無くなりました。
だけど久しぶりに泣きました。
朝、家族が起きる前にふと気になってめくった絵本。
読み終える前に号泣していて奥さんが起きてくるまでに泣いていることを悟られまいと涙の証拠隠滅をするのが大変でした。
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いま子育て中で子育てが大変だったり、子どもと思うように触れ合えなかったり、子育てが辛いと感じてしまっている人に読んで欲しいなぁと思いました。
自分も今まさに3人の子育て真っ只中でさらに今年には4人目の出産が控えています。
いまは一番下がまだ小さいのでこれから先もまだまだ手がかかります。
大変だけどこれからまた子育ての時間を愛おしいと思わせてもらえるんだと思うと嬉しくも思います。
仕事柄、不定休で夜勤もやっていたこともありなかなかまとまった時間がとれず仕事や自分のことでもいっぱいいっぱいでいまの子どもたちにそこまで時間をかけていなかった事実。
だけど、この絵本と出逢ってから、読んでからは子育てがとても愛おしくかけがえのない時間であることを考えさせてもらえたことで4人目も子育ての時間も大切にしていきたいと思いました。
子育てに悩める子育て世代の皆さん、この記事を開いてくださったのも何かの縁だと思います。
良かったらこの絵本のページをめくってみてください。
きっと、子育ての見かたが変わると思います*