革ジャンのセルフメンテナンス
※注意
革ジャンは大変高価です。このブログではご自身でのメンテナンスを推奨するものでは決してございません。わたくしの方で一切責任は負えませんのでご自身でメンテナンス(手を加える)は必ずご自身の判断の元、行ないますよう宜しくお願い致します。
中古で購入したルイスレザー
革、足りてる?革ジャン・旅行が大好き革ジャントラベラーのJASCON@jackjas41です*
月日が経つのは早いもので先月、念願のルイスレザーは廃盤モデルのラットランドシープスキンを中古で購入しウキウキ・ウハウハ気分で過ごす天候不安定な春真っ只中。
前オーナーがとても大切に着てくださっていたみたいで中古ながらとても良い状態の個体とご縁がありました*
主に通勤時や休日の外出時に羽織ってはルイスレザーの良さを実感していました。
基本、シープスキンなので中古ということもあり革自体に硬さは全くと言っていいほどなし。
カウやホースに比べて驚くほど軽く保温性も抜群*
丁度、今の春先や春の陽気・季節にはTシャツ1枚にサラッと羽織るくらいがピッタリのそんな革ジャン。
着用後は必ずマメにブラッシングをしてメンテナンスを行なっていました。
中古品の定め?中古あるある
ところが何気なくいつものように着ていたある日のこと。
出先から帰宅してブラッシング。革ジャンを脱いでハンガーにかける時、襟もとに手をかけるとなんかベタつく。
ん?初めは外気温が暖かくなったため動けばじんわりと汗もかくようになってきたので襟元に汗をかき過ぎて濡れてしまったせい?
それとも襟足についたヘアワックスが付着しちゃったか。
原因は色々と考えられます。
画像では分かりにくいので載せませんが
そのベタつきが個人的な感想ですがこれまた結構、指先に不快感を感じるほどのベタつき。
「中古品だから何かしらあるのは仕方のないもの」
ある程度は覚悟していましたが手元に届いて状態を確認した時に概ね問題なく良い状態だったので何かありそうな感じもなくなってしまっていたのですが思わぬ落とし穴。
そもそも元々あったものなのか、自分がち着用したことでできたものなのかも判別がつかない。。。
とりあえずなってしまったものは仕方のないこと。
このままベタつきを放置することでホコリやゴミが付着しカビの原因になることの方が怖かったので自分で応急処置を行なってみました。
ルイスレザーの革ジャンを部分洗いしてみた
革ジャンを素人が丸洗いするのはさすがにカビそうで怖いwww
だけど、以前レッドウィングはブーツでサドルソープという名の革専用石鹸で漬け洗い・丸洗いしたことならある!
↑
この経験がココで役立つことになるとは思いも寄らず、功を奏す。
そして今はネット網、情報社会。
ネットでググれば嫌でハウトゥやノウハウが学べるから危なさアリつつも素人でも大概のことが出来てしまうのが今の世の中の良いところと悪いところ。
それはさておき、その二つがあったおかげでとりあえずやってみる精神で高価なルイスレザーの襟元を部分洗いしてみました*
使用物品

左から順に*
①濯ぎ用の水
②サドルソープ
➂タオル(綿100%)またはウエスタオル、いらなくなった柔らかめの布きれでも可
④いらなくなった歯ブラシ(毛先はソフト、柔らかめがよさそうです)
以上。
今回の注目商品:サドルソープ

簡単に言ってしまえば
冒頭でも書いたように革専用の固形石鹸です*
ほんの適量をすくって水に付けながら擦れば泡立つのでできた泡を使って表面の汚れを浮かせて取り除くといった書けばとてもシンプルで簡単そうなお話*

↑
中身はこんな感じ。匂いもけっこう良い香りがします(なんの匂いかは忘れてしまったwww)
いざ、実践!

いやぁ~だいぶくたびれた歯ブラシすみません(^^;)(笑)
でも、このぐらいもう捨ててしまっていいような不要の歯ブラシで充分です。
だって、擦って汚れを落とすというよりも泡を使って浮いた汚れを取り除くのが重要なので*
そのため、歯ブラシを使いますがあくまで泡立ちさえすれば力を込めて磨く必要はありません。
強く磨きすぎることで革表面の鏡面が剥がれてダメージが残ってしまいえぐれた部分に余計にゴミやホコリが入り込んでカビの原因になるので磨き過ぎには注意しましょう。
なので歯ブラシの毛先はハードよりもソフトが良いかも。
このことを自分はYouTubeチャンネルで動画を公開したおかげで視聴者さんからありがたくアドバイスを頂くことができました*
日々、成長です(^^♪

それで↑の画像は一回目の実践の場面!実は2回ほど部分洗いしました。
なぜって↑の写真のように全然泡立ってない!多分、水が少なさすぎたw
あまりにも慎重になりすぎてた。
この手のものはええい!ままよ!と思い切りが大切な場合もある。自分の場合、まさにそれ。
1回目だけでは奥の汚れどころか表面の汚れされ浮かせられず落とせなかったので失敗。
2回行なう羽目になりました。
と、いうよりも…
この結構なベタつき。数日前に自分で首回り・襟の淵の擦れが気になるからってラナパーオイル入れたのも悪いんだろうけど
以前からメンテナンスしていた時のオイルが染み込みすぎちゃってベタついてたんじゃないかってことも予測できる。
表面だけの汚れであれば割と簡単に汚れ・ベタつきは落ちるそう。
だけれども結果、2回目洗い終わった後も若干のベタつきが残ってもいたから染み込んでたんちゃうかな~と思われる。
とにかく!
そんなことを考えながらも2回目はガッツリ部分洗いしてみました*

↑の画像も全然泡立ってみえないなー。
でも2回目はしっかり泡立てて汚れを浮かしタオルで優しく拭き取り・押し拭きしてみました。
水を盛大にかけて洗えるものでもないし、泡が革表面に残ることこそがカビの原因にもなるので革に優しく軽くタッチングするように押し拭きし、泡をくまなく拭き取りました。
一番は動画観て頂いた方が分かりやすいと思うので是非ご覧ください!!!
部分洗い完了後記
部分洗いした後は自分は革ジャンを裏返して風通しの良い日陰で半日~1日ほどもかけずに…
数時間後に着るメンテで臨みました(良い子のみんなはマネしないでね*)
洗った直後は若干のベタつきは残っているような感じでしたが明らかに実施前よりもベタつきは大きく軽減!!!
やった甲斐はあったと思われる。あとは乾燥させた後に表面がどんな感じに仕上がるのか若干心配ではありました。
結果、革表面が脱色したりすることなくカビも生えていないと思われw
なんと着ているうちにベタつきも気にならないほどにまで無くなりました。
ただ?やはり革の内部?奥にはオイルが染み込んでいるのだろうか。
他の革表面部分と比べるとサラサラ感が微妙に少ない?
なのでこれは一旦、夏の間はオイル全て落としきって乾燥状態で保管して来シーズンにあまりオイルを入れすぎないのがポイントになるかもしれない。。。
しかし自分自身の中では革ジャンのオフシーズンは暑かろうが寒かろうが7~8月の2ヶ月間のみ革ジャンは休止期間。それ以外は全てシーズンなのでオイルをガッツリ着込んで落としつつ乾ききったところにほんのりオイルを含ませる程度にしようと計画しています*
長くなりましたが以上、革ジャンセルフメンテナンスは部分洗いで革ジャンのベタつきを落としてみた*でした。
ではまたッ!
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