
「断捨離」と言えば聞こえはいい。部屋を片付け、ミニマリストを気取り、不要なものを手放して心を整える……。
でも、本当は違う。 経済的事情から、手元にある赤のルイスレザー(ライトニング)を手放すかどうか、本気で血吐くほど悩んでいるだけだ。
革ジャン好きなら一度は直面する「ライフスタイルの変化や金欠という現実」と「自分のロマン」。 だが、売って一時の現金を得る前に、なぜ自分(ヤバい革ジャン屋)がこれほどまでにロンジャンに狂い、この赤の1着に辿り着いたのか、そしてどう付き合ってきたのかをここに書き残しておきたい。
なぜアメジャンではなく「ロンジャン」なのか?

革ジャンには大きく分けて「アメジャン(アメリカンタイプ)」と「ロンジャン(ロンドンタイプ)」がある。僕がハマったのは一目瞭然、「見た目のシルエットの美しさ」だ。
アメジャンはモロ、王道。ザ・アメリカン。 アメリカンサイズに合わせて造られているために全体的に造りが荒く、着用した時にシルエットがゴツく見えてしまいがちだ。
しかし、僕のなかでのファッションの立ち位置は「美しくあってこそ」。 だからこそ、シルエットやサイジングには特別にこだわる。
そこにロックンロールという生き方が入り込む。 ピタピタの黒スキニーに、タイトなダブルライダース。これこそがロックンロールの象徴だ。
ファッション × 音楽 × ロックンロール。これだけは絶対に譲れない。 だから僕は、無骨さよりも洗練された美しさを誇る「ロンジャン派」なのだ。
175cm / 72kgが語るルイスレザーのリアルなサイズ感(サイズ38と40の壁)
ネットで高額なルイスレザーを購入する際、誰もが一番悩むのが「サイズ感」だろう。
175cm / 72kg(中肉中背)である僕のリアルな体験談を書いておく。
【サイズ38の着用感】
今、手元で手放すか迷っている赤のルイスレザーは「サイズ38」。 カスタムオーダーしているが、サイズ感はいじっておらず、オプションで「左胸の内ポケット追加」をしただけだ。

- 試着とフィット感: 実店舗で店員さんにも見てもらったが、袖丈も着丈もまさにジャストサイズ。
- ジップの開閉: 前ファスナーも問題なくしっかり締められ、かつタイトで美しいシルエットが出る。
- 注意点(冬場の着用): ただし、ジャストサイズすぎるため、冬場に厚手のインナー(スウェットやパーカー)を着込むと窮屈感がすごい。
【サイズ40(ワンサイズアップ)を選ぶべき人】
もし「冬場にパーカーを挟んで防寒しながら格好良く着こなしたい」というイメージがあるなら、迷わずサイズ40(ワンサイズアップ)を検討した方が良い。
ジャストすぎる38では、厚手のインナーを着た時の窮屈さに耐えられなくなるからだ。

「着ることこそメンテ」僕がたどり着いた手軽なメンテナンス論
革ジャンの手入れは凝り出すとキリがないが、凝りすぎるほど面倒になって飽きるのも早い。 僕のメンテナンス論は至ってシンプルだ。
「着て、羽織って、着用することこそが最大のメンテナンス。」
基本は着倒すこと。そして年に1回、以下の手順だけで手入れを終わらせている。
- ブラシでしっかりホコリを払う
- 余分な汚れをクリーナーでサッと拭き取る
- ホースハイド(馬革)にラナパーオイルを軽く塗り込む
このくらいの手軽さだからこそ、飽きずに長く革ジャンを愛し続けることができると思っている。
結論:この赤のルイスレザーをどうするのか
赤の革ジャンは着こなす難しさもあるが、それを超える圧倒的な存在感と所有感がある。 自分が着込んで刻んだこの肘のシワ、革の馴染み具合は、一度手放せば二度と手に入らない。
ブログやnoteを通じて自分の知恵を発信し、自分の力でこの経済的困窮を脱して相棒を守り抜くか。それとも「断捨離」と嘘をついて涙をのんで売るのか。
僕の葛藤は、もう少し続きそうだ。


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